先日、6月の第3日曜日は父の日でした。
毎年、この時期になると嬉しいけど複雑な思いになる世のお父さんも多いのではないでしょうか。
なぜなら、5月の第2日曜日に君臨する母の日は、1週間くらい前から賑やかに盛り上がるイベントに対し、父の日はどこかインパクトに欠け、「あっ、そういえば父の日だったね。」みたいな、場合によっては忘れられていることが多々あるからです。
確かに、一大イベントの母の日にはかなわないかもしれませんが、もう少し盛り上がってもいいのではと思うしだいです。
なぜ、ここまで父の日の存在が薄いのか。
父の日の由来を調べてみると諸説あるようですが、結局は母の日があるなら父の日も、のように後付け的な、同情的な理由で始まったみたいです。(汗)
しかも、ショッキングなことに万国共通の母の日に対して、そもそも父の日がない国も多く、日本は辛うじてあるというところでしょうか。
これでは母の日のように盛り上がらないわけです。
この現状を打破すべく、世のお父さんが一致団結して父の日の地位向上を大々的に訴えてもいいような気もしますが、毎日仕事に疲れ、家では尻に敷かれ(仮説)では、そんな余力はないのかもしれません。
「母は強し」。説得力のある言葉です。
ここで、花屋としての話をすると、母の日と言えばカーネーションですが、父の日には黄色のヒマワリやバラをメインにPRする花屋さんが多いです。
花束やフラワーアレンジメントでも黄色系の花にグリーンを合わせた爽やかな雰囲気が人気です。
ただ、どうしても父親=花というイメージがないからか、ネクタイやハンカチ、お酒など日用品や嗜好品をプレゼントする方が圧倒的に多いのではないでしょうか。
花屋の正直なところ、数か月前から戦々恐々と構える母の日に対して、父の日は少しくらい売れたらいいな、的なちょっと寂しい感じです。
まぁ、こればかりは仕方がないところですね。
いずれにしても、もう少し父の日が母の日並みに盛り上がってほしいものです。
余談ですが、毎年父の日に自治区などで清掃活動が行われる地域が多いみたいです。
なぜ、あえて父の日に?
時期的にただの偶然と信じたいですが…。
気が付けばお父さんも片付けられていた、ということがないように。(汗)
父の日(お父さん)の地位向上を!
そして、父の日にも花を!
花でお父さんを癒してあげましょう。
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