ここ数日は春の陽気を感じるほどの暖かさが続いています。
かと思えば、防寒具が必要なほどの真冬並みの寒さに戻ったり。
まさに三寒四温のこの時期ではありますが、確実に春が近づいているのを実感します。
さて、先週末は講習会の講師の仕事があり1泊2日で東京へ。
土曜日の朝、名古屋から新幹線で上京。
昼過ぎには会場に到着して、翌日の講習会に向けて現地スタッフの方々と準備作業を。
いまだコロナ禍ということで感染予防も万全に、席の間隔は通常より離して、換気や消毒、体温測定、サージカルマスクにフェイスシールド、ゴム手袋の使用と、できる限りの徹底した対策をとりました。
いつもとは違った物々しい雰囲気にはなりましたが、これもすべて安全のため。
参加者の方々が安心して受講できるようにスタッフの皆さんにご尽力いただきました。
心より感謝いたします。
そして、翌日の日曜日の講習会。
今回はフラワーアレンジメントの製作で、テーマは「早春」。
まさにこの時期、雪解けの野山で花や草木が芽吹いて動き出す光景を表現するというもの。
ユキヤナギやゼンマイなど春の花を中心に、雪に見立てた白い紙皿を使って受講者の方々には自由に作ってもらいました。
自分がイメージする早春の風景を花や資材を組み合わせて表現した作品は、どれも独創性がありバラエティー溢れる作品が並びました。
講習会は終始、和やかな雰囲気で進み、久々に花に触れる方も多く笑顔もいっぱい見られました。
まだまだ予断を許さない感染状況が続いていますが、しばし日常を忘れて花と向き合った時間は心の雪解けになったのではないでしょうか。
あらためて花の癒しの力を感じた講習会でした。
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