もうすぐお盆ですね。
一年に一度、ご先祖様が現世に帰ってこられると言われるお盆。
ご先祖様をお迎えするために、そろそろお供え物の準備に取りかかるご家庭も多いのではないでしょうか。
そこで、お盆にお供えする花といえば、ほおずき。

漢字で書くと「鬼灯」。この鬼の字は故人を表すとも。
なぜ、ほおずきをお供えするのか諸説あるようですが、ほおずきを灯篭に見立ててご先祖様を家に導く道しるべのためだとか。
なるほど、その丸くオレンジ色の姿は確かに灯のよう。
ご先祖様もほおずきを目印に迷うことなく家に帰れるわけですね。
ちなみに、ほおずきの飾り方は地域や家庭によって様々のようで、花瓶に挿して立てたり、上から吊るしたり、実を茎から外して蓮の葉の上に置いたり、などなど。
実際、ほおずきの実は乾燥に強いので色々な飾り方ができますよね。
皆さんのご家庭ではどんな飾り方をされるのでしょか。
アイデアしだいで面白い飾り方もできたりして。
たとえば、ほおずきの実をつなげて輪のリースにしたり。
(クリスマスじゃないんだから。)
実を串団子みたく挿して、ほおずきのスティックを作ったり。
(なんか美味しそう。)
ガラスの器に水を入れて、一面に浮かべたり。
(涼し気でいいかも。)
スタイリッシュなボックスに詰めて、ほおずきのフラワーボックスとか。
(お洒落かも。)
ほおずきを色んなデザインで飾れば、ご先祖様もさぞかしびっくりされることでしょう。
今年のお盆はあなたのオリジナルな飾り方に挑戦してみては?
(なんと無責任な…。笑)