ご存じの方も多いと思いますが、今年4月にオープンした「無印良品 銀座」。
全国にある既存の同店舗とは一線を画す、無印良品の世界旗艦店としてテレビや雑誌、ネットなど各メディアで取り上げられて大きな話題になりました。
先日、仕事で東京に行く機会があったので、その「無印良品 銀座」に初めて行ってきました。
ここのお店の最大の特徴は、各フロアごとに展開される商品構成や販売方法。
たとえば、地下1階には「MUJI Diner」と呼ばれるレストランがあり、産地直送の新鮮な食材を使った無印ならではのこだわった料理を楽しむことができます。営業時間は朝7時半から夜10時まで。朝食からディナーまで時間を問わず食事ができます。
そして1階のフロアには、やはり産地にこだわった野菜やフルーツの販売をはじめ、焼きたてのパンを買えるベーカリーやジューススタンド、ブレンドティー工房などを併設。無印が考える「食」をテーマにした商品構成になっています。
次に2階と3階は紳士婦人服のほか、文具や旅行用品を取り扱うフロアで、既存店にはない豊富な品揃えとセンス溢れるディスプレイで買い物を楽しむことができます。
4階には無印がセレクトした本が並ぶ「MUJI BOOK」があり、おすすめの本を購入できるほか、子供服やキッチン用品が揃っています。
5階には寝具や収納家具、照明器具など生活に関する商品があり、お洒落なディスプレイを見ていると、つい衝動買いしそうなほど。
そして今回、僕が一番楽しみにしていたのが6階にある「ATELIER MUJI GINZA」。
このフロアには二つのギャラリーがあり、デザインに関する内容の企画が行われていて、無印のデザインの精神を垣間見る興味深い展示になっています。
また、同フロアにはデザインに関する書籍を揃えたライブラリーがあり、名作の椅子に座って閲覧することができ、なんとも贅沢なスペースもあります。
さらには、コーヒーやアルコール類などドリンクを楽しめるサロンがあり、カウンターに座り、ひととき喧騒を忘れて自分だけの時間を過ごすのもおすすめ。サロンは深夜26時まで営業。銀座の夜は無印で。
そして、このフロアにはやはり大きな話題となった「MUJI HOTEL GINZA」があります。
海外には数店展開していた無印のホテルが、ついに日本初として銀座にオープン。6階にフロントを構え、7階から10階までの79客室はどれも洗練されたインテリアが置かれた素敵な部屋になっています。
この日もロビーには多くの宿泊客がみられ、ほとんど外国人客だったことから、世界各国で無印良品が認知されていることを実感しました。
また、ホテルフロント奥にはレストラン「WA」があり、和食を中心としたメニューを味わえます。無印の和食、気になるところです。
ということで、今や衣食住と幅広い商品展開でセンスあるライフスタイルを提案する無印良品。モノが溢れかえっている世の中だからこそ、無駄のない形と機能を追求してデザインの本質を見抜くスタンスは大いに共感がもてます。
じつは僕自身ずっと無印派。身のまわりは結構な数の無印に囲まれています。(笑)
間もなくオープンする自分の店舗にも無印の商品を数点ほど使用予定。今から楽しみです。
今回は限られた時間で訪れたので、足早に各フロアを回っただけですが、次回はMUJI HOTELにゆっくり泊まって、無印の和食を食べたり、ラウンジでお酒を楽しんだりと、新しい銀座を楽しんでみたいものです。
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