毎日どんよりとした梅雨らしい天気が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、先日は東京オリンピック2020の観戦チケットの抽選結果発表がありました。
公式に抽選の応募数は発表されていませんが、一時、ウェブへのアクセス待機数が数百万人という時間帯もあったことからすれば、想像をはるかに超える応募数があったことは間違いまりません。まぁ、僕もその中の一人にはなるのですが。(笑)

さて、その運命の発表があった6月20日ですが、この日は朝からそわそわした気分で、まるで宝くじの結果を待つ心境のごとく、結果発表を気にせずにはいられませんでした。
なぜなら、応募したのが、開会式、閉会式、陸上の100×4リレー決勝、400×4リレー決勝とすべてオリンピックスタジアムで行われる超人気&超当選難関のチケットばかりだったからです。

もし、全部当ったら…なんて、まるで10億円の宝くじが当たったら何に使おうかと妄想するかのように、すでに頭の中では新しいオリンピックスタジアムの観客席に座り、目の前で繰り広げられる熱戦を応援し、表彰台に立って歓声に応える日本人選手、君が代が流れて日の丸が揚がる、そして感動の涙。
という感じで、イメージトレーニングはばっちりと出来上がっていました。あとは当選通知を待つだけだなと。宿泊するホテルも早めに押さえておかなくては。
と、そこに一本のメール通知が入りました。スマホを見ると、まさしく結果発表の通知。よっしゃ来たな。と、意気揚々にメールを開くと、

「・・・」
しばし、無言の時間が過ぎたあと我に返り、もしかしてメールの誤送信かもしれない、恐らくそうだろう、とウェブにアクセスして確認画面を見ると、

「・・・」
しばし、無言の時間が過ぎて我に返り、頭に浮かんだフレーズは、「さようなら...東京オリンピック2020」。
人生一度のオリンピック生観戦の夢は儚く散り、自宅のテレビの前で正座して観戦している自分の姿をイメージするのでありました。(涙)
そもそも、どうぜ応募するならオリンピックスタジアムの超人気チケットに絞って男らしく勝負するぜ!と家族にも豪語していたので、ここは潔く諦めるのも男!
と、自分に言い聞かせながらも、「スタジアムでビール片手に観戦したかったなぁ~」と未練たらたら。傷つきやすいお年頃でもあるので、家族からはそっとしておいてほしいなと。
そんな傷心して落ち込んでいるところに、家族から思わぬ報告が。
「チケット、当たった~!」
「えっ、え~!! まじで!?」
「バスケ、当たった!」
「バ、バスケット?ですか・・・」
「一緒に行く?」
「よ、よろしくお願いします!」
と、いうわけで家族が応募していたチケットが辛うじて当たりまして、晴れてオリンピック観戦が叶ったわけであります。
会場がオリンピックスタジアムでないのが心残りではありますが、何はともあれ家族に感謝です。まさに、捨てる神あれば拾う神あり。
応募した皆さんの抽選結果はいかがだったでしょうか?一生に一度あるかどうかのオリンピック自国開催の生観戦ですが、チケット販売は今回で終わりではなく、今秋と来春にも先着受付で発売が予定されています。
今回惜しくもハズレてもまだまだチャンスはありますよ。僕もオリンピックスタジアムでの観戦を諦めずに再度チャレンジしてみます!