皆さんご存じのスヌーピー。
愛くるしいキャラクターとして世界中で長年親しまれています。
1950年、アメリカで始まった漫画「ピーナッツ」。主人公は少年チャーリーブラウン。その少年に飼われていたのがビーグル犬のスヌーピー。
そのスヌーピーのまわりで起こる日常を漫画にした「ピーナッツ」は子供から大人まで多くの人々を魅了してきました。
そして、今や漫画にとどまらず、ぬいぐるみや関連グッズが世の中にあふれ、スヌーピーはひとつのムーブメントになっています。
その半世紀にわたる人気度はスヌーピーミュージアムとしてアーカイブされるほど。日本では東京にあるスヌーピーミュージアム東京が有名です。ここはファンやマニアにとってまさに聖地であり、全国から多くの人々が足を運んでいます。
そのミュージアムが移転準備のため只今閉館中。その間に今回初の巡回展が大阪、名古屋の順で開催されています。
今ちょうど名古屋で開催中なのですが、予想をはるかに超える人気ぶりで、連日入館するのにも長蛇の列。
先日の8月10日はちょうどスヌーピーの誕生日。この日は記念ノベルティの配布があるということで多くの人が押し寄せ、入館するのになんと4時間待ち!
某テーマパークの人気アトラクションに匹敵する待ち時間が人気の度合いを示しています。恐るべしスヌーピー。
そんな話を聞きつけたなら行かないわけにもいかず。

行ってきました「スヌーピーミュージアム展 名古屋」
この日も平日にかかわらず多くの来館者で賑わい、大盛況の様子。

館内では貴重な原画やスケッチのほか、歴代のフィギュアやグッズが展示してあり、その歴史の深さを知ることができます。

見慣れたスヌーピーも時代ごとに表情が異なり、興味深い展示になっています。

こんなユーモアあふれる絵もあったりして。

スヌーピーが犬小屋の屋根に寝るお馴染みのシーンも見れますよ。どうやら彼は犬のくせに閉所恐怖症のため犬小屋に入れず屋根に寝るのだとか。屋根の上でのバランスは両耳で体を支えているらしい。(笑)

ということで、もちろんご紹介したほかにも必見の貴重な展示がいっぱいの「スヌーピーミュージアム展」。
単にキャラクター展としてではなく、当時のアメリカの時代背景を感じつつ、ひとつのアートとしての視点で観覧すると、また違った印象を得るのではないでしょうか。
ご興味のある方はこちらの公式HPをどうぞ。