こんな時だからこそ

7都道府県に国からの緊急事態宣言が発令されて2週間。


新型コロナウィルスは収まるどころか全国的に感染域が広まる一方です。


最近では県や市など自治体で独自の緊急事態宣言も出され、いよいよ日本列島全域で外出自粛規制になりつつあります。


そうでなくとも、3月上旬に学校が閉鎖されて一か月以上が経ち、仕事も可能な限り在宅勤務、休日も外出を控えて自宅で。


不要不急の外出は自粛、自粛、自粛のオンパレード。


そして、街から人が消え、飲食業をはじめ、娯楽、観光、交通、製造業など、ほとんどの業界は戦後最大の危機的経済状況に。


当然のごとくテレビをつけても、ネットに繋いでも、毎日毎日コロナのネガティブなニュースと、誰かしらを批判する声ばかり。


巷では、「コロナ疲れ」や「コロナうつ」という言葉も聞こえるようになり、感染より先に精神的な病になりそうな今日この頃です。


じつは当店にも、「家に花でも飾って癒されたい」「部屋に緑を置きたい」


と、ご自宅用の切り花や観葉植物を求めてご来店されるお客様が増えました。


お話を聞くと、やはりこの状況で気分が滅入ってしまうとのこと。


せめて、きれいな花や緑の植物をそばに置いて沈んだ気持ちを和らげたい、という思いがあるようです。


確かに花や植物を置くと、脳から出るアルファ波によりストレス緩和や免疫力の回復などが科学的に実証されているようで、こうして気持ちが弱っているときにそれらを求めてしまうのは人間の本能なのかもしれません。


普段、花や植物は生活する上で決して必要不可欠なものではなく、どちらかと言えば嗜好品や贅沢品的扱いをされがちです。


しかし、今回のように世の中が危機的状況に陥ると、たとえ衣食住が満たされていても、それらで精神的安定までは補えないような気がします。


まったく先が見えない状況で、ウィルス感染の不安、経済の不安、生活の不安が当分続きそうです。


せめて精神的不安にならないように、あなたのそばにも花や緑を。


そして心に栄養を。