2020年2月18日

ダズンローズ

ダズンローズという言葉をご存じでしょうか。

その昔、ヨーロッパでは男性が女性に求婚する時に、野に咲く花を12本摘んで向かい、相手に渡したといいます。

12本の花にはそれぞれに意味があり、

「感謝、誠実、幸福、信頼、希望、愛情、情熱、真実、尊敬、栄光、努力、永遠」

これらすべてをあなたに誓います。私の妻になってください。

という誓約を込めてプロポーズしたとのこと。

その習わしが、いつからか12本のバラになり、

12本(1ダース)のバラ=ダズンローズ

になったそうです。

ちなみに、女性が求婚を受諾したときには、そのうちの1本を男性に渡したそうで、それが新郎が胸につけるブートニアの始まりだとか。

なんともロマンチックな話ですが、今ではプロポーズはもとより、披露宴の演出としてもダズンローズは登場して花婿から花嫁に渡すようになりました。

さて、先日のことに若い男性のお客様がご来店されました。

話を伺うと、今度彼女にプロポーズをするのだけど、その時になにかプレゼントも一緒に渡したいとのこと。

そこで、ご提案したのがダズンローズの花束。

お客様は快諾され、お作りした花束がこちら。

10本の濃いピンクのバラが2本の淡いピンクのバラを囲んだデザイン。

もちろん、2本のバラはお二人を意味して。

そして、ピンクの濃淡の花を包むのは濃いネイビーのペーパー。

ちょっとシックなラッピングがよりピンクのバラを際立て、大人の雰囲気になりました。

お客様はこのダズンローズの花束を手に、いざプロポーズへ。

その結果はいかに…。

後日、お客様がご来店され、

オッケイでした!彼女も花束喜んでいました!

とのこと。

おめでとうございます!

こちらとしても、ホッとひと安心。

人生の節目にもなりうる大事な場面での花束ですから、

責任をもって作らせて頂きました。

末永くお幸せに!

プロポーズにはフラワーノートのダズンローズを。

現在、成功率100%でございます。(笑)